いよいよ年末が近づいてきました。
2023年も終わりですね。
年明けが来る前に、新年の目標(New Year’s Resolution)を作っておきたいと思っている今日この頃。
1月1日から取り組めたら気持ちいい。
SMARTゴール
SMARTゴールで目標設定
効果的な目標設定の方法で、SMARTゴールというものがあります。
より結果を出せる目標を作るには、より効果的な目標作りが必要。
SMARTゴールは、それぞれの頭文字に↓のような意味があり、こういう目標を作るようにしましょうという指針です。
S= Specific 具体的である
M=Measurable 結果を測ることができる
A=Achievable 達成可能である
R=Related 関連性がある
T=Time-Oriented 期限付きである
目標を作る際に、この上記の5項目を全てクリアしている目標を作りましょう、というのがSMARTゴールです。
一つづつ詳しく説明します。
S= Specific 具体的である
SはSpecificのSで、具体的であるという意味。
例えば痩せたい人の目標が「痩せたい」では曖昧なので、もっと具体的にする。
例えば、「●●kg痩せる」とか「ウエストを●cmにする」とか。
仕事なら、「仕事ができるようになる」だと曖昧で、「●●プロジェクトをできるようになる」とか「●●件の売上をとる」といった具体的な目標にする。
こうすると、どうやったら達成できるかを考えるようになるので、より目標達成に近づきやすくなります。
M=Measurable 結果を測ることができる
MはMeasurableのM。結果を測れるような目標にするということ。
「●●kg痩せる」は、とてもわかりやすい良い例です。
誰から見ても目標達成できたかどうかが判断できるのがこの部分。
体や仕事のことは、数値化された目標が作りやすいです。
性格や人間関係の方が、計測できる目標にするのが難しい時があります。
ですが、例えば、親孝行したいと思っていたら、「1ヶ月に一回は親に会いに行くor一回は電話する」とかだと、計測できる目標にできます。
A=Achievable 達成可能である
AはAchievableで、達成可能な目標にすること。
自分で成し遂げたいことが、達成可能な範囲かをちゃんと判断しましょうということです。
例えば、野球をやっている少年が、「2024年にメジャーリーガーになる」というのは、かなり達成が難しい目標になります。
このように、目標が非現実的すぎていないかを判断するのが、このAの部分です。
自分の目標をすでに達成してる人、体のことならトレーナー、仕事のことなら上司など、経験者や先輩に自分の目標が現実的に達成可能な範囲かを見てもらうといいかも。
R=Related 関連性がある
RはRelatedとかRelevantの頭文字で、関連性や関係性があるということ。
どういうことかというと、自分の方向性と目標がちぐはぐにならないようにすることです。
例えば、営業の人が売上結果を出したいと思っていて、その目標が「朝遅刻しないで会社に行く」だとします。
全く関連性がないわけではないですが、直接的に自分の成し遂げたいことと関連していません。
それなら、「1ヶ月で●●件の契約をとる」の方が、自分の方向性とリンクします。
それ以外にも、目標を作ることが最優先になっていて本当にそれを成し遂げたいと思っていない、とか。
これも自分の人生に関連してないことになります。
T=Time-Oriented 期限付きである
最後は、TimeのT。目標に期限をつけましょう。
「●月までに」「●ヶ月で」「1ヶ月に●回」のように、具体的な期限や時間の制限をつけることです。
これをしないと、いつまでも目標達成しないままダラダラしてしまいます。
良い目標の例
新年の目標で一番多いのは、体や健康に関することだそうです。
ダイエットや体力作りは、やっぱり大切ですよね。
SMARTゴールを使った良い目標の例
- 4月1日までに、●●kgまで痩せる
- 週に二回の40分筋トレを2024年中は続ける
どっちもSMARTの全ての項目をクリアしています。
End Talk
目標設定をしっかりできると、達成可能性が高まって、自分が進みたい方向に近づけると思います。
一番大事なのは、意外と目標作りのところなのではと思ってます。
もし目標作りがうまくできれば、あとは達成するだけというか。やるだけというか。
今年もあと10日。
じっくり考えていい目標を作りたいと思います。
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